2026年 最新トレンド

いま世界のウェブは、
こう見えている。

アメリカのAI企業やテック企業のサイトを中心に、2026年に流行っている見た目と使い勝手を、職人さんにも分かる言葉でまとめました。見た目は、このページの上で動く形で再現しています。本物は、リンクから開いて見てください。

私は、こうした最先端のサイトを見て、使える所だけを、職人の会社のホームページに取り入れながら作っています。

リンク先を開いて確かめた日:2026年10月27日。サイトは変わることがあります。

UI = 見た目

見た目のトレンド、5つ

左が、このページの上での再現です。さわって、動かしてみてください。右に、お手本のサイトを並べました。「米国外」と書いたものは、アメリカ以外の会社の参考例です。

UI 01

暗い背景に、光るグラデーション

黒っぽい画面に、ぼんやり光る色の帯や光の筋を流します。

AIの会社のサイトでは、青・紫・水色の光がよく使われています。暗い画面に光を置くと、写真が少なくても高級感が出ます。

お手本

  • Stripe:トップの見出しの横で、紫やオレンジの波打つ光が動きます(白い背景の例)。
  • Raycast英国・米国外:トップの黒い画面に、赤から青の光の筋が斜めに流れます。

このサイトでも:トップの一番上の、にじむ光と、マウスについて来る青い光。

UI 02

ベントーグリッド

大きさの違うカードを、お弁当箱のようにすき間なく並べます。

できることが多い会社でも、1画面で全体が見渡せます。大事なものほど大きなマスに入れるので、何が一番かが伝わります。

お手本

  • Notion:トップの2画面目で、角の丸いカードが並びます。
  • Supabase参考・所在地は未確認:トップの見出しのすぐ下に、大小の暗いカードがタイル状に並びます。

このサイトでも:トップの「任せられること、7つ」のカードの並び。

UI 03

すりガラス(グラスモーフィズム)

後ろが透けてぼやける、すりガラスのような板を重ねます。

Apple が2025年6月に、iPhone などの新しい見た目「Liquid Glass」を発表しました。トレンドの記事でも、よく取り上げられています。メニューやカードを重ねても、奥行きが出て、すっきり見えます。

お手本

  • Apple(MacBook Pro):上のメニューを開いたときの幕や、サイズの切り替えボタン。
  • Linear:スクロールしても上に残るメニュー。下の中身が透けてぼやけます。
  • Spline:トップの真ん中の、AIに頼む入力欄。

このサイトでも:画面の上に残る、すりガラスのメニュー。

UI 04

大きな文字のタイポグラフィ

画面いっぱいの大きな見出しで、ひとことで言い切ります。

写真に頼らず、言葉の強さで見せる作り方です。文章は短く、まず要点だけ。スマホでも一目で何の会社か分かります。

お手本

  • Vercel:黒い画面に、大きな白い一文。
  • Notion:トップに画面幅いっぱいの太い見出し。
  • Apple(MacBook Pro):途中に出てくる、巨大な数字。

このサイトでも:AI導入支援のページの最後の、大きな数字と見出し。

UI 05

3D・光の粒

画面の中で立体や光の粒が動き、さわると反応します。

ブラウザの中で3Dを動かす技術(WebGL)を使うと、特別なソフトを入れなくても、さわれる立体を見せられます。左の粒は、マウスや指を近づけると逃げます。

お手本

  • Spline:ブラウザで3Dを作る会社。トップから立体が動きます。
  • Rive:トップの黒い画面に、映画のような動く景色。
  • Apple(MacBook Pro):スクロールすると、液体のような粒の映像が画面いっぱいに出ます。

UX = 使い勝手

使い勝手のトレンド、5つ

見た目より大事なのが、こちらです。見る人が迷わず、早く、気持ちよく目的にたどり着けるか。2026年のトレンドの記事では、AIが入口になるサイトが取り上げられています。

UX 01

AIに聞ける入口

メニューを探させず、トップでいきなり「何をしたい?」と聞きます。

見る人は、知りたいことを打つだけ。メニューの奥まで探しに行かなくて済みます。AIの答えをどこまで信じてよいか分かる作りにすることも、大事になっています。

お手本

  • Perplexity:トップの真ん中が、大きな質問欄そのもの。
  • Replit:「何を作りますか?」の大きな入力欄と、選べるお題のボタン。

説明を読むより、さわるほうが早い。

UX 02

自分で試せるデモ

説明文を読ませる前に、画面の上で実際にさわらせます。

伸びている会社のサイトは、「製品が動いているところ」をトップで見せています。職人の会社なら、料金の目安をその場で出せる計算機などが、これに当たります。

お手本

  • ElevenLabs:見出しのすぐ下に、切り替えて試せるデモの枠。
  • Linear:実際の製品画面を再現した、大きな画面。
  • Cursor:AIが作業している画面の再現。

このサイトでも:AIに任せられる所を探すチェックと、料金シミュレーター。

中をスクロールしてみてください。上の線が伸びて、「あとどれくらいか」が分かります。

2025年は、スクロールで物語を見せるのが流行りました。

2026年は、それが「道案内」に変わってきています。

いまどこにいて、あとどれくらいか。

それが見えると、人は最後まで読みます。

おしまい。上の線がいっぱいになりました。

UX 03

ガイド付きスクロールと、小さな反応

スクロールやボタンに小さな反応を付けて、「あとどれくらいか」を伝えます。

押したら少しへこむ、進んだら線が伸びる。小さな反応(マイクロインタラクション)があると、見る人は安心して先へ進めます。このページの一番上の線も、その1つです。

お手本

  • Dropbox Dash × McLaren F1:画面の上に、経過時間とスクロールの速さのメーター。
  • Raycast英国・米国外:アイコンに乗せると名前が出る、小さな反応。
夜は暗く、昼は明るく見る人が選べます。

UX 04

暗い画面と明るい画面を選べる

画面の明るさを、見る人が選べるようにします。

下のお手本のように、最初から黒い画面のテック企業のサイトがあります。目の疲れを減らせる、と言われています。逆に「明るくて信頼感のある画面に戻そう」という意見もあり、選べる形がいちばん親切です。

お手本

  • Cursor:こげ茶に近い黒の画面。明るさの切り替えの仕組みがあります。
  • Linear・Vercel:最初から黒い画面。

UX 05

速さ・読みやすさ・「動きを減らす」設定

凝った演出をしても、遅い・読めない・酔うサイトにしません。

スマホには「視差効果を減らす」などの設定があり、動きで気分が悪くなる人はそれを入れています。下のお手本のサイトは、その設定への対応を、ページの中に書いています。アメリカでは、役所などのサイトに読みやすさの基準を求める規則の期限も近づいています。

お手本(動きを減らす設定への対応が、ページの中に書かれているもの)

このサイトでも:動きを減らす設定のときは、演出を止めて完成形だけを出しています。

MOTION = 動き

スクロールと動きのトレンド、5つ

動きは、目立たせるためではなく、「次はここ」と目を案内するために使うのが、いまの流れです。

MOTION 01

スクロールでピン留め

一部を画面に貼り付けたまま、スクロールに合わせて中身だけを変えます。

長い説明も、紙芝居のように1枚ずつ見せられます。左の見本は、数字と手順が順に切り替わります。

お手本

このサイトでも:トップの「段階」のカードと、横に流れる「任せられること、7つ」。

MOTION 02

CSS だけで作るスクロールの動き

これまでプログラムで作っていたスクロールの演出を、ブラウザの標準の機能で軽く作れるようになりました。

プログラムが減るので、ページが軽く、速くなります。このページの一番上の進み具合の線も、対応しているブラウザでは、この機能だけで動いています。

お手本(この機能の記述が、ページの見た目の設定に書かれているもの)

MOTION 03

なめらかな画面の切り替え(View Transitions)

ページを移るとき、パッと変わらずに、写真や見出しがスーッと移動します。

一覧で押した写真が、そのまま次のページの大きな写真になる、という動きです。どこを押して、どこに来たかが分かるので、迷いにくくなります。

お手本(この機能の記述が、ページの見た目の設定に書かれているもの)

MOTION 04

軽いアニメ(Lottie・Rive)

ロゴやアイコンが動いたり、押すと反応したりする、軽いアニメです。

動画よりずっと軽いファイルで、くっきり動きます。左の丸を押すと、チェックの印が描かれます。「送信できました」などの合図に使えます。

お手本

  • Rive:この種類のアニメを作る道具の会社。ページ中で部品が動きます。
  • Anthropic:トップの大きな絵の枠に、動く絵と一時停止のボタン。

MOTION 05

文字がふわっと現れる

見出しが、ぼかしの中から少しずつ浮かび上がります。

大事な一文に目を止めてもらうための演出です。ゆっくりすぎると読む前に待たされるので、短く、1回だけにするのがコツです。

お手本

  • Anthropic:トップの見出しが、読み込んだあとに現れます。
  • Raycast英国・米国外:暗い画面から、見出しがゆっくり浮かび上がります。

このサイトでも:トップの大きな見出しが、1字ずつ現れます。

TOOLS = 見本を探す道具

最新の見本は、ここで探しています

流行りは、世界のデザイナーが作品を出している場所を見れば分かります。見本を探せる場所と、動きを作る道具をまとめました。

動きの見本を探すDribbble(ドリブル)世界中のデザイナーが、画面のデザインや動きの「作品」を出している場所です。「Animation」の一覧を開くと、ボタンが押されたときの反応、画面の切り替わり、ロゴの動きなど、動くUIの見本が毎日のように増えています。気に入った動きを見つけたら、その動きを職人の会社のサイトに合う形に作り直します。Dribbble の動きの一覧を見る → 賞を取ったサイトAwwwards世界のサイトに点数を付けて、毎日賞を出しています。「Sites of the Day」で、その日の受賞サイトが見られます。開く → 尖ったデザインの見本集Recent(旧 Godly)ウェブ・動き・ブランドに分けて、攻めたデザインを集めています。開く → 実在する画面の資料庫Mobbin実在するアプリやサイトの画面を、たくさん集めた資料庫。料金表やお問い合わせの画面を、種類ごとに比べられます。開く → ランディングページの見本Land-book1枚もののページ(LP)の見本集。「Motion」で動きのあるものだけを探せます。開く → 3Dを作るSplineブラウザの上で3Dを作って、サイトに組み込めます。開く → さわると動くアニメRive押すと反応するボタンやキャラクターを、軽いファイルで作れます。開く → 軽いアニメの素材LottieFiles動くアイコンなどの素材集。軽いアニメ(Lottie)をサイトで動かせます。開く → スクロールの動きGSAPスクロールに合わせて動かす仕組みの定番の道具です。開く →

HOW = 私の作り方

流行りを見て、職人の会社に合う形で作る

流行りを全部入れると、重くて読みにくいサイトになります。私は、見本を集めて、職人の会社に合うものだけを選び、Claude Code(AIの道具)で形にしています。

  1. STEP 01

    見本を集める

    Dribbble や Awwwards、アメリカのAI企業のサイトを見て、いま効いている見せ方を集めます。

  2. STEP 02

    合うものだけ選ぶ

    お客さんは、地元で工事を頼みたい人です。その人が迷わず問い合わせまで行けるか。そこで選びます。

  3. STEP 03

    AIと一緒に形にする

    「この動きを、この会社に合う色で」と、言葉で伝えて Claude Code に作らせます。直しも言葉で重ねます。

  4. STEP 04

    速さと読みやすさを確かめる

    字の濃さ、スマホでの見え方、動きを減らす設定。公開の前に、ひとつずつ測ります。

このサイトで使っている、2026年のトレンド

  • 暗い背景に光るグラデーション(トップの一番上)
  • マウスについて来る青い光(トップの一番上)
  • すりガラスのメニュー(画面の上)
  • ベントーグリッド(トップの「任せられること、7つ」)
  • スクロールでピン留め(トップの「段階」)
  • 大きな文字と、数え上がる数字(AI導入支援の最後)
  • 自分で試せるチェック(AIに任せられる所を探す)
  • 動きを減らす設定への対応(全ページ)

流行りは、見た目の話

仕事が来るかどうかは、検索で見つかるか、施工事例が伝わるか、問い合わせが簡単か、で決まります。流行りは、その上に乗せるものです。

まねは、しない

見本の画面や絵を、そのまま使うことはしません。考え方だけを取り入れて、あなたの会社の色と言葉で作り直します。

流行りは、変わる

ここに書いたことも、来年には古くなります。公開したあとも、変えたい所があれば相談してください。

このページの出典

お手本のサイトは、2026年10月27日に開いて確かめました。どの部分にトレンドが見られるかは、その日の画面と、ページの見た目の設定(CSS)で確かめたものです。各社のサイトは、予告なく変わることがあります。このページの見本は、どれも当社がこのページの上で作った再現で、各社の画面を写したものではありません。

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今のサイトを見せてください。直すべきところだけ、正直に言います。売り込みはしません。それで終わっても、それで構いません。

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